あこがれ 1955 松竹(大船撮影所)
松竹系のCS「衛星劇場」で見た作品。中村登監督特集放送の作品。
この映画の主人公は、一番好きな野添ひとみ。見逃せない。
野添ひとみが演じるのは「矢田明子」。映画をみていて「やだあきこ」と台詞に出てきてすぐに現在活躍する女優の「矢田亜希子」を思い出した。
「矢田亜希子」は好きな女優なのだ。
とにかく野添ひとみがやはりきれい。まだ松竹時代の昭和30年、いままで見た野添ひとみ主演作で一番若いと思う。
野添ひとみは、瞳が大きいと言うことで本名「野添元」から「野添ひとみ」と命名されたらしい。(野添ひとみ著「浩さん、がんばったね」87頁)
野添ひとみの映画デビューは「うず潮」(1952)
「うず潮」の映画解説を見ると
「故林芙美子の毎日新聞連載小説を、「父帰る」の長瀬喜伴が脚色し、「彼を殺すな」の原研吉が監督した文芸映画。撮影は「緑の風」の森田俊保。月丘夢路が帰 朝後初の出演をする他、「夏子の冒険」の若原雅夫、「坊ちゃん重役」の佐田啓二、「佐渡ケ島悲歌」の三宅邦子、「柳生の兄弟」の草間百合子、「お茶漬の味」の柳永二郎等が出演。またSKDの野添元子がこの作品でデヴューする。」

と最後の部分に「SKD(松竹歌劇団)からデビュー」とある。
この野添ひとみと恋人になる真木役の田浦正巳は初めて知る。松竹作品はあまり見ていないからわからない。真木(田浦正巳)と仲のよい印鑑店小山(石濱朗)も知らず。二人とも多くの作品に出演しているようだ。
内田良平が大学生役で出演しているので驚く。田村高廣も出ているがちょい役。
この映画のあこがれという意味は映画サイトのストーリーから引用すると
「青春は美しいゆえに傷つきがちだが、みんな苦しくとも生きなければならないのだ。より明るく美しい明日にあこがれと夢を抱いて……。」
ということらしい。
映画全体としてはそんなに暗い映画ではないのだが、野添ひとみは役柄的にあまり笑顔がない。でも綺麗だけどね。ラストは悲しいが頑張っていこうというストーリー。
明子(野添ひとみ)は、真木(田浦正巳)と恋に落ちる。しかし父親が刑務所に入っているので親兄弟を支えるため金持ちの別の男性と結婚しなければならない。好きな人と結婚できない不幸。
しかし最後に明子(野添ひとみ)が事故で亡くしてしまうラストはちょっとショックだ。神社の階段から落ちて頭を打ち、翌朝に危篤になり死んでしまうのはつらい。
一方、小山(石濱朗)が憧れる山王下のバス停に現れる三嵩桂子(山鳩くるみ)にあこがれを抱くが、その人はやがて目の前に現れなくなる。
突然の明子(野添ひとみ)の死で、足の悪い小山(石濱朗)は立ち直り、外に出るようになり真木(田浦正巳)を励ます。
この映画は港区虎ノ門、山王下(日枝神社)などの当時の様子が収まっている。虎ノ門に都電が走っている頃。東京タワーができる前であるから、あの電波塔らしきものは愛宕の電波塔だろうか。
それにしてもそうするとこの商店街は、外堀通り山王下附近の赤坂の商店街ということになりあまりの風景の違いに時代を感じさせる。
映画データ
あこがれ
製作:松竹(大船撮影所)
1955.10.18
白黒、スタンダード、87分
監督:中村登
脚本:松山善三
音楽:黛敏郎
出演:野添ひとみ、田浦正巳、石濱朗 、中川弘子、内田良平、小山朋子、浦辺粂子、斎藤達雄
あこがれ(1955) (キネマ旬報社解説)
松竹系のCS「衛星劇場」で見た作品。中村登監督特集放送の作品。
この映画の主人公は、一番好きな野添ひとみ。見逃せない。
野添ひとみが演じるのは「矢田明子」。映画をみていて「やだあきこ」と台詞に出てきてすぐに現在活躍する女優の「矢田亜希子」を思い出した。
「矢田亜希子」は好きな女優なのだ。
とにかく野添ひとみがやはりきれい。まだ松竹時代の昭和30年、いままで見た野添ひとみ主演作で一番若いと思う。
野添ひとみは、瞳が大きいと言うことで本名「野添元」から「野添ひとみ」と命名されたらしい。(野添ひとみ著「浩さん、がんばったね」87頁)
野添ひとみの映画デビューは「うず潮」(1952)
「うず潮」の映画解説を見ると
「故林芙美子の毎日新聞連載小説を、「父帰る」の長瀬喜伴が脚色し、「彼を殺すな」の原研吉が監督した文芸映画。撮影は「緑の風」の森田俊保。月丘夢路が帰 朝後初の出演をする他、「夏子の冒険」の若原雅夫、「坊ちゃん重役」の佐田啓二、「佐渡ケ島悲歌」の三宅邦子、「柳生の兄弟」の草間百合子、「お茶漬の味」の柳永二郎等が出演。またSKDの野添元子がこの作品でデヴューする。」
と最後の部分に「SKD(松竹歌劇団)からデビュー」とある。
この野添ひとみと恋人になる真木役の田浦正巳は初めて知る。松竹作品はあまり見ていないからわからない。真木(田浦正巳)と仲のよい印鑑店小山(石濱朗)も知らず。二人とも多くの作品に出演しているようだ。
内田良平が大学生役で出演しているので驚く。田村高廣も出ているがちょい役。
この映画のあこがれという意味は映画サイトのストーリーから引用すると
「青春は美しいゆえに傷つきがちだが、みんな苦しくとも生きなければならないのだ。より明るく美しい明日にあこがれと夢を抱いて……。」
ということらしい。
映画全体としてはそんなに暗い映画ではないのだが、野添ひとみは役柄的にあまり笑顔がない。でも綺麗だけどね。ラストは悲しいが頑張っていこうというストーリー。
明子(野添ひとみ)は、真木(田浦正巳)と恋に落ちる。しかし父親が刑務所に入っているので親兄弟を支えるため金持ちの別の男性と結婚しなければならない。好きな人と結婚できない不幸。
しかし最後に明子(野添ひとみ)が事故で亡くしてしまうラストはちょっとショックだ。神社の階段から落ちて頭を打ち、翌朝に危篤になり死んでしまうのはつらい。
一方、小山(石濱朗)が憧れる山王下のバス停に現れる三嵩桂子(山鳩くるみ)にあこがれを抱くが、その人はやがて目の前に現れなくなる。
突然の明子(野添ひとみ)の死で、足の悪い小山(石濱朗)は立ち直り、外に出るようになり真木(田浦正巳)を励ます。
この映画は港区虎ノ門、山王下(日枝神社)などの当時の様子が収まっている。虎ノ門に都電が走っている頃。東京タワーができる前であるから、あの電波塔らしきものは愛宕の電波塔だろうか。
それにしてもそうするとこの商店街は、外堀通り山王下附近の赤坂の商店街ということになりあまりの風景の違いに時代を感じさせる。
映画データ
あこがれ
製作:松竹(大船撮影所)
1955.10.18
白黒、スタンダード、87分
監督:中村登
脚本:松山善三
音楽:黛敏郎
出演:野添ひとみ、田浦正巳、石濱朗 、中川弘子、内田良平、小山朋子、浦辺粂子、斎藤達雄
あこがれ(1955) (キネマ旬報社解説)




